Tuesday, September 26, 2006

スペインの、雨は、主に、平地に、降る

さて、新学期開始。キャンパスへ向かう。 卒研の調整日に来られないと言う学生と、卒研ゼミの打ち合わせ。 その学生は某国立大学院を受験していたのだが、合格した、との報告。 同じく外部受験したもう一人も辛うじて某国立大に拾ってもらえたそうだし、 また残りの一人は内部進学が決まっているので、 これで私の卒研生たち三人全員の「入院」が決定した (卒業できれば、だが)。 きっと、 ピグマリオン効果だね。 冗談はともかく正直なところは、 行き先の大学に申し訳ない程度の学生たちなので、 後半年でもうちょっと鍛えないと。 打ち合わせのあとは、 メイルなど読み書きしつつサンドウィッチの昼食を個研でとり、 午後は研究費を使った領収書を出したり、 来月の出張の旅費を申請したり、 推敲用に論文原稿をプリントアウトしに院生室に行ったり、 あれこれ雑用。 そんなことをしている内に初日は終わった。 今期の私の講義は、月曜日に衣笠キャンパスで文系向けに二つ、 木曜日に草津キャンパスで学科の学生向けに演習を一つと、 ちょっと少なめで許してもらえた。 夕方、キャンパスを後にする。学生がいっぱいだ。 夕食は御飯を炊いて、だしを引き、 じゃこ山椒やすぐきの漬物などと味噌汁で一汁一菜の粗食。夜は雨。

amazon から届いた本。 持っていたはずなのだが、引越しのときに誰かにあげたらしく、 書架に見当たらないので買い直した セシル・ビートンの「『マイ・フェア・レディ』日記」(酒井紀子訳/キネマ旬報社)、 イヴリン・ウォーの「大転落」(富山太佳夫訳/岩波文庫)、など。