Wednesday, September 27, 2006

見晴らし

京都もすっかり涼しくなってきた。 主に推敲作業。 ところで、R 大学の二条朱雀キャンパスがついにオープンするらしい。 三条商店街の宣伝で初めて知った。 京都の FM 局では、その建物の最上階に入るレストランの宣伝もしている。 ラジオで初めて知った。 R 大学の大抵のニュースは外から後で知る。 先に教えてくれても良さそうなものだが…。 すぐ近くにシネマコンプレックスも出来たし、 目の前はパチンコ屋とコンビニエンス・ストアだし、 大層便利なキャンパスではあるようだ。

クラムニクvs.トパレフの第三局はドロー。 クラムニクは白番ながらも中盤の早い段階で既に、 ドローで御の字、くらいの安全指向に見えた。 勿論、2 ポイント連取で先行しているのだから、 リスク回避最優先も当然ではある。 今回はトパレフも盤面をかきまわせず、 クラムニクらしさの方が濃厚に滲んだ局だったか。 私自身は 22. Nc6 Rxc6 23. Qxd7 のところで、 もうクラムニクの負けはないだろうな、と思った。 また強い人には当たり前の手で申し訳ないが、 感心したのは、24. Rc3 から 25. Rb1. こういう手がかなり前から見えているのだろうなあ。 第一局のナイト 2 つの使い方もそうだが、 駒が最も働くところに自然に、当然のように駒が流れて行く。 なめらかだ。 (左図は 25. Rb1 まで。二つのルークが 3 段目と b 列を見通している。)