第十二日、 「カラマーゾフ」(下)/金田一耕助/岸恵子
10 時起床。午前中は雨。
明日は台風なみの低気圧のせいで、
全国的に大雪か大雨の嵐らしいが…今のところは平穏。
さすがに京都南部で吹雪ってことはないよね。
食欲がなくて朝食は珈琲のみ。
昼食は豚汁を作って、冷や御飯。
午後は本を読んだり、棋譜を並べたり。
「カラマーゾフの兄弟」(ドストエフスキー/原卓也訳/新潮文庫)
は下巻に入った。
夕方になって、米を買いに外出。
夕食は御飯を炊いて、麻婆豆腐(左画像、緑は大蒜の芽)
と葱のスープ。
休みもあと三日。もう普段の土日の調子に戻そう。
年末年始用に買い込んだワインは、
それほど飲まないままで、後三本残っている。
毎日かなり飲んでいるように思っていたけれど、
やはり、せいぜいが二三日で一本くらいだったようだ。
残りは赤、白、シャンパーニュ一本ずつ。
「悪魔が来たりて笛を吹く」は、雰囲気は出ていたが、 そもそも原作がぱっとしない話なので、 こんなものかなと言う感じ。 稲垣吾郎の金田一役は、やや過剰な演出ではあるもの、 悪くないと思う。 一方、何かで読んだのだが、 金田一耕助はそもそも頼りないキャラクタなので、 二枚目が演じると駄目だ、と言う意見もある。 実際、金田一耕助は最悪の探偵で、 毎回、おろおろしている内に次々と犯行が重ねられ、 最後まで生き残っているのが真犯人、と言う情けなさだ (私が思うに、一種の消去法の使い手なのかも知れないが)。 だから金田一役は、いくら失敗しても憎めない三枚目でなくてはいけない、 よって、渥美清が一番だ、と書かれていた。 そうかも知れないが、フーテンの寅さんにしか見えないのでは… 私が思うベストの金田一耕助役は、若い頃の石坂浩二。 ちなみに横溝作品の中のベストは「獄門島」。
ところで、来週の火曜日には、 クリスティの「鏡は横にひび割れて」のドラマ化があって、 ちょっと期待しているのです。 ミス・マープル(に対応する役)は岸恵子で、 前回の「パディントン発 4 時 50 分」(の日本版リメイク) が、なかなか良い出来だったので。 岸恵子ってちょっと好き。 今、確認したら、 昨年の 4 月 11 日に観たようだ。 こういうとき、blog って便利。
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