緑色遺伝子
いよいよ今日が仕事始め。 年末年始に放置してあった細かい仕事をあれこれ。 ToDo リストを粛々と片付けて行く。 夕方、キャンパスを後にする。 夕食は御飯を炊いて、青椒肉絲を作り、 若布のスープとで一汁一菜。
通勤の車内で、 「キングとジョーカー」(ディキンスン/斎藤数衛訳/扶桑社ミステリー)読了。 いかにもディキンスン節だが、 これを機にディキンスンの再評価が進んで翻訳がぞくぞく再版… なんてことには絶対になりそうにないな、とも再確認。 どう考えても、文庫で出せるほど読者がつくとは思えない。 この本も何かの間違いで再版されたものの、 今、買っておかないとあっと言う間になくなると見た。 高校時代にハヤカワポケットミステリの、 「ガラス箱の蟻」とか「眠りと死は兄弟」などを持っていたのだが、 引っ越しを繰り返す間に処分してしまった。 今、思えば持っておけばよかったなあ。 確かサンリオ文庫の「緑色遺伝子」だけはおいてあったはず、 と思って書庫を探したが見つからない。 肌が緑色の種族が現れ始めた未来が舞台で、 ラマヌジャンみたいなインド人天才数学者が主人公、 と言う、これまたディキンスンらしい突拍子もないお話だった。
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