夜はやさし
ちょっと夜更かししたら寝坊。10 時起床。 珈琲とパンとクリームチーズの朝食。 メイルで二つほど仕事の連絡をしてから、 洗濯、掃除機がけなど家事に励む。 昼食は昨日買っておいた鯵のおつくりをちらし寿司にして食べる。 食後すぐにキャンパスへ。 キャンパスは、 新人を獲得するためのサークルや同好会の露天で大賑わい。 コンサートもあちこちで行なわれていて、 その猛烈な騒音にも負けず、あれこれ雑用。 教務委員としての初仕事は TA (ティーチング・アシスト)をしてくれる学生・院生たちの教科書手配。 TA はまだ全員揃っていないようだが、 暫定のデータをもらって、先に教科書を注文。 それでも二週間くらいは講義スタートに遅れそうだが、 色々な事情から今のところこれで最善。 各学科の TA のデータなど必要なリスト作成にも手をつけておく。 そうこうしている内に新しく R 大に赴任したプロバビリスト S 君が 挨拶にやって来てくれた。 今期から S 君の他、ポスドクで Y さん(奥さんの方)も赴任。 二人ともテンポラリなポストではあるが、 これでますます確率論陣営が大きくなった。総勢 7 名かな… 戦略と野望の男、A 堀先生の「数は力だ」理論の成果だろう。 来週の卒研ゼミの打合せのための準備をしてから、キャンパスを後にする。
帰宅は 19 時半くらい。 御飯を作るにも遅くなったので、 文庫本の「優雅な生活が最高の復讐である」 (C.トムキンズ/青山南訳/新潮文庫)を持って、近所のバーまで歩く。 海老とトマトとあさつきのキッシュ、子牛の頬肉のポトフ。 ポトフには牛蒡、芥子菜、じゃが芋のつけあわせ。 今日はどれも苦みが効いた大人の味つけだった。 ちょっとスノッブ過ぎるような気もしたが。 家まで帰る途中で小学校の門からあふれるような満開の桜を見た。 私くらいの年になると、「あと何回くらいかな」と思うようになるとは言え、 いつ見ても桜はいいものですね。
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