T.S.エリオットを読む運転手
9 時起床。 連休最後の締め括りとして、 昨夜遅くまで「ロング・グッドバイ」(R.チャンドラー/村上春樹訳/早川書房) の終わりのあたりを読んでいたら、寝坊してしまった。 T.S.エリオットの詩を読む運転手がまた登場するあたりから。 富豪の娘がマーロウの所にやって来るシーンで、 彼女を送ってきた運転手が、 この詩のこの箇所は何を示唆しているのでしょうか、 とマーロウに質問するのである。 チャンドラーはほんの端役とか、些細などうでもいいことの描写が面白い。 例えば、エリオットの詩を愛好する運転手とか、 アメリカの不味いサンドウィッチとか。
珈琲だけの朝食。 明日からこそ、パンか何かも食べるようにしよう(朝食充実計画)。 昼食は御飯を炊いてだしを引き、だし巻き卵と味噌汁の一汁一菜。 午前中の一時間と午後は主に講義の予習。 相変わらずの自転車操業。 来年も同じ講義ができれば、予習が少しは楽になるのだが。 夕食は長葱と卵の炒飯と、胡瓜と玉葱のサラダ。シャンパーニュを一杯。 食後に珈琲。 夜は論文の査読を少し進める。 良く知らない分野で、そもそも言葉がさっぱり分からない。 あと三週間で出来るかどうか。 これから明日のランチのサンドウィッチの具を仕込む予定。 朝、パンに挟んで完成させて持って行く作戦。
さて明日は連休明けて、初の講義と会議の日。 朝から卒研、午後は講義、また卒研、そして委員会の会議です。 その間の休憩はほとんどなく、昼食用の昼休みすら 20 分。 いつの頃からか、時間割上、昼休憩が 20 分しかなくなったのだ。 たまたま昼休みを挟んで講義があっても、 私の方はこれが仕事だから、と諦めもつくが、 学生さんは可哀そうだよなあ。
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