SF 二本建て
7 時 50 分起床。ゴミ出しして、珈琲。 昼食用のサンドウィッチを作る傍ら、 期限切れ危うしの豚肉を醤油だれで焼いて、身支度して出勤。 今日も京都駅で電車が遅れ、ホームは鈴なり。 あまりに頻繁に遅れるため、 マージンをとって常に一本早いものに乗るようにしている。 おかげで今のところ、職務に遅れたことはない。 電車は寿司詰め、バスも満員。人の多さに自殺したくなった。 こういうのを何と言うんだっけ…まず隗より始めよ? ちょっと違うか。
午前は卒研ゼミI。フェルマー=パスカル書簡の問題、 ホイヘンスの問題など。 20 分間の昼休憩の間に、サンドウィッチの昼食をとって、 12 時 30 分より「暗号理論」の講義。 Shannon の完全守秘性と、その同値条件など。 続いて、14 時 10 分より卒研ゼミF。ランダムウォークの到達時間、 鏡像原理など。 生協書籍部に注文していた本を受け取りに行く。 「クレィドゥ・ザ・スカイ」(森博嗣/中央公論新社)。 今回の引用はカポーティか…今まで好きな作家でなかったことがほとんどない。 新刊の書棚で、私の憧れの女性、 リサ・ランドールの一般書の翻訳が出ているのを発見。 つい一年ほど前に原書を買って、すぐに読もうと思ってまだ寝室の書棚に置いたまま。 こういうときに、翻訳を買うかどうか凄く悩む。 買って日本語で読めばすぐ読めそうだが、 何かに負けた気がする。己れに、だろうか。
研究室に戻る。 某社から無線通信関係の論文の査読の依頼があったので、 メイルでその対応など。 一時間ほど研究室で「クレィドゥ・ザ・スカイ」を読んで、 17 時半から数理ファイナンスセミナ特別編。 H 大学の F 先生によるゼータ関数の特殊値の確率論的アプローチの話、 外留先のフランスより一時帰国中(?)の同僚 O 先生の確率過程の ボラティリティ推定の話、の二本建て。 まさにこれが、Stochastic Finance double feature と言うやつか。 セミナ終了後、両先生を囲んで確率論系スタッフ、 院生たちと南草津駅近くの北海道料理屋(?)で食事会。 終電近くにまでなって、今帰宅。
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