夏の夜の束の間の夢
9 時起床。今日は昨日より少し涼しかった。37.7 度だったらしい。 朝は珈琲一杯だけ。締切が 20 日だったことを思い出して、 慌ててプロブレムを考える。 昼食は久しぶりに御飯を炊いて、だしを引き、 冷奴、納豆に生卵、オクラと豆腐の味噌汁の粗食。 食後、少し昼寝をして、午後はいつものお仕事。
とすると、丁度、15 時頃であろうか、 まさかこんな誰でもすることで証明できるはずはないが、 一応行き止まりであることを確認しておくのも無駄ではあるまい、 特に今一つ気分の乗らないこんな日には、 と思って始めた計算が 15 分くらいで決着した。 しかも証明できてしまった。 勿論、これは良くあることで、 ほぼ確実にどこかで間違っているか、何か勘違いをしているのだ。 とは言え、ひょっとしたら、ひょっとするのではないか、 と言う僅かな、微かな、希望がないではない。 この希望をすぐに終わらせるのは勿体ない。 すぱっとノートを閉じ、お風呂に入って、 湯船でマンディアルグの短編集を読みながら、 冷やした白ワインを飲んだ。 少なくとも、明日の午前中までは、ほがらかな気分でいられそう。 明日、間違いを発見するまでは。
長葱と卵の炒飯、葱のスープ。 チェロを小一時間ほど弾く。無伴奏一番プレリュードなど。 このあと夜は、秘密プロジェクトの予定。
すっかり引き籠り生活が板についてきた。 確かこの前、家から出たのは三日前のゴミ出し、 その前はいつ外出したんだったかなあ… 人間と一言も話していないので、 ついクロに「にゃにゃ、にゃ?」(ごはん食べる?)とか話しかけてしまうほど、 言葉を忘れてきた。
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