Wednesday, September 19, 2007

手紙

9 時起床。珈琲を一杯。天井を眺めてしばし黙考。 一人切りなので、黙っていない方がむしろ怖いけど。 メキシコのチェック。 昼食は御飯を炊いて、韮玉、納豆、味噌汁の粗食。 食後に寝床で横になって半時間ほど、 うとうととしながら、 ヴァージニア・ウルフの「ダロウェイ夫人」(丹治愛訳/集英社文庫)を読む。 午後は書類の校正、メイルで提出、 出張前のバックアップ作業。 仕事をしつつ、家事。洗濯と掃除機がけ、など。 実家の母から手紙が来ていた。 御前が産まれた頃の秋はこんなに暑くなかった、 などの時候の挨拶の他に、 「これで時には身体に良いものでも食べなさい」、 とお金が同封されていた。 親とはありがたいものである。 身体に良いものって言うと…お鮨とか? 夕食は冷や御飯を使って、オムライスを作った。 オムライスのお供に、昨日の残りの私には上等過ぎるワイン。 まあ、いいか。こういうこともある。 夜に実家に電話して、母に礼を言っておく。

明日の午後、仙台に移動して、 20(金)、21(土)、22(日)と数学会の年会に出席します。 留守番は(元)執事に任せた。 上記三日間の更新は不確実です。

一日休みを置いて第 5 ラウンド。 優勝候補のアナンド、クラムニク、アロニアンが強いのは当然として、 グリシュク、レコ、ゲルファンドも強い。 やはりただの当て馬ではないな、と思わせられた。 今日の盤面は Grischuk-Morozevich (1-0) より。 19. bxc3 h5 の直後。西側ファイルのポーンが弱体化して、 白は大丈夫なのかな…と思っていたら、 20. Qf2! で私の目にも構想が明らかになった。 ("!" マークは「好手」ではなくて、 あくまで「私の驚き」です。) a, c ポーンを全部捨てて、g3 にクイーンを運び、 f ファイルを開く。 少なくとも a3 を突く前から、これが頭にあったと言うことか。 こんな感じにモロを倒すとは、グリシュクも只者でない。