Saturday, September 29, 2007

ギリシャの鯛飯

気温が下がったせいか良く眠れた。そのお陰で朝が起き難い。 9 時前に目は覚めていたものの、起床したのは 10 時近く。 目覚めの珈琲の後、 午前中は「プログラミング演習」の課題の添削。 全員にメイルで返却した。丁度正午。昼食は貧者のパスタ。 午後は学会の某委員会の仕事をする。メイルで提出して、夕方終了。 掃除機がけをしてから、食材の買い出し。 夕食は鯛飯を作ることにした。 と言っても、あま鯛なので、似て非なる料理なのかも。 だしを使わずに塩と昆布と酒(白ワイン)だけで清らかな感じに炊いてみた。 たまたま開けてあった白ワインと。 結果は上出来で、 二食分作ったつもりだったが一回で全部食べてしまった。 食事している間に、夏季集中講義依頼の返答メイルがそろっていた。 御礼のメイルを書く。微かに進展。 これで今日は業務終了。20 時。あとは遊ぼう。

村上春樹の「遠い太鼓」だったと思うのだが、 ギリシャの何とか言う小さな島に住んでいたころ、 午前中は港のカフェで新聞を読み、昼は家で食べながら、 午後は釣りをするか仕事をするか、考えるのだそうだ。 そして、釣りに行ってもなかなか釣れないので、 大抵は港で漁師から魚を買う。 でもって、その日は鯛だったから、鯛飯にした。 そう言う話だった。優雅な生活だ。 うらやましいなあ… と思った、そのイメージで鯛飯を作ってみたのです(笑)

メキシコ第十三ラウンド。 アナンドがグリシュク相手の黒番をドロー。 73 手でお互い裸の王様だけになるまで指して引き分けた。 今日の盤面はその Grischuk-Anand(1/2-1/2)の 38. Kxd5 a4 のあと、 ルークエンドゲームに帰着したところ。 私には難しいが、はっきり白優勢だろう。 白側のポーンは全て守られていて、キングの位置も良い。 黒から勝ちに行く手は(多分)全くない。白が勝てるかどうかは…微妙。 a ポーンを取りに行くのだろうし、取れるだろう。 しかし、取ってからが問題だ。 アナンドはよくぞしのいだ、と思えるのだが、 このクラスなら当然の終盤力なのだろうか。 二位のゲルファンドもドローで守り、 最終ラウンドで同率に追い付く可能性を残した。