流石
ジャパン・オープンの最終日。相変わらず風邪。 午前は序盤のブランダーで瞬時に負けて、ブルーになる。 一時間以上も持ち時間があるのにどういうことだ。 しかも得意のはずの定跡ラインだったのだが。 昼御飯はトーナメントの参加者に誘われて、会場近所で中華の食べ放題。 午後の最終局は同じくらいのレイティングの人を相手の黒番。 初めて Grunfeld ディフェンスを試してみる。 序盤、中盤とうまく指し、ルークとナイトの交換の駒得をした。 あとは楽勝のエンドゲームだ、と思って漫然と指していたら、 うっかりフォークにかかり、逆転負け。 これも心理的ダメージの大きい負け方だった。 負けはしたが、グリュエンフェルドはなかなか面白そうだ。 ちなみに、優勝は日本チャンピオンの K 君。 最終ラウンドで、そこまでのトップと直接対決して逆転の優勝。 流石にチャンピオンは対局組みにまでツキがある。
夕食は新幹線車内で駅弁。 京都の家に帰宅したのは 21 時半くらい。 猫の世話を元執事に頼んであったのだが、 玄関もトイレも綺麗に掃除され、 なんとガスレンジ周りまで顔が映りそうなほどぴかぴか。 流石に気が効くと言うか、流石に名執事と言うか、 失なって分かる使用人の徳、と言うやつだ。 まったく惜しい人材を手放した。
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