Sunday, January 06, 2008

ボンフィリオリ

9 時起床。今日もいい天気だ。目覚しの珈琲。 今日の予定を立て、 卵のサンドウィッチを作って、早めの昼食を取り、 休日のキャンパスに出勤。

amazon から、昨年注文した "The Mortdecai Trilogy" (K. Bonfiglioli / Penguin) が届いていた。 ウッドハウスが大好きだと言っていると、「それなら絶対にこれを読め」 とスノッブな知り合いが勧めてくれたもの。 三部作が一冊にまとまったものを買ったのだが、 ちょっと眺めてみたら、文章がかなり読み難そう。 翻訳が出るのを待つ方がいいんじゃないかなあ… とも思ったが、調べてみたら、 三部作の内の一つが 30 年くらい前にかのサンリオ文庫から翻訳されていた (「深き森は悪魔のにおい」(ボンフィリオリ/藤真沙訳/サンリオSF文庫/1981)、 原書 "Something Nasty in the Woodshed" 1976)。 と言うことは、辞書を引き引きでも読まざるを得ないか。 昔、サンリオ SF 文庫と言う、 選書センスの鋭さと翻訳の質の低さでは追随を許さない文庫があり、 意外と広く読まれていたのである。 当時から長持ちするはずがないと誰もが思っていたが、 もちろん、文庫ごと消え失せた。

論文の最終著者校正。昨日に続き、さらに二時間くらいかけて再チェックしたが、 コンマがピリオドになっていると言うようなレベルの、 トリヴィアルな間違いを 6 つほど見つけただけだった。 イギリスにファックスで送る。 ついでの make sure にリストをメイルでも送ったら、 すぐに共著者から返事があった。これで一段落か。 投稿日が 2006 年の 4 月になっているのを見て、 出版までほとんど二年かかったことになるのか、 とちょっと感慨。 ついでに、夕方まで雑誌の記事の原稿の添削をして、 17 時半くらいに帰る。 休日のキャンパスはほとんど誰もいない、 いつもこんなに静かならよいのだが。

帰宅は 19 時くらい。またキムチ鍋。 論文の出版祝いに、シャンパンを開ける。 これが年末年始用に買った最後の一本(ギィ・シャルルマーニュのゼロ)。 ん、これはいつもと違う感じ。