Monday, December 31, 2007

大晦日

昨夜は 11 時前に寝たのに、10 時過ぎまで寝てしまった。 ほとんど半日眠っていたことになる。 どうしてこんなに眠れるのか、不思議だ。 昔からそうなのだが、何か病気じゃないのだろうかと心配になる。 年を取ると次第に睡眠時間が短くなると聞くが、 私はいまだに何の困難もなく毎日 8 時間以上眠れる。 それ以前に、 他の人に比べてかなり人生を無駄にしているのは確かだ。 例えば京極夏彦はほとんど寝ないらしい。 私に比べて一日が 5 割増しも長い人がいるのだ。

寝室のカーテンを開けると眩しいほどの晴天。 階下に降りて、 珈琲と昨日の対局中に食べていたチョコレートの残り。 冷蔵庫は既に空にしてあるので、昼食の材料がない。 米を炊けば何とかなるが半合だけ炊くのは難しい。 大蒜控えめにアーリオ・オーリオを作って、 海苔と梅肉で味つけし、ちりめんじゃことあわせた。 この貧乏パスタで、シャンパンの残りを一杯。 珈琲を飲んでから身支度をして外出、 河原町に出て年末年始用に花屋で花を見繕う。 私はかつては花束を贈らせたら関東一の腕前だったのだが、 その腕を持ってしても、 懇意の花屋がないとどうしようもない。 大晦日で花もほとんどなかったが、最善は尽した。 帰りに近所のワイン屋に寄って年始用の赤ワインを一本。 最後の用事が済んだので一旦家に戻ってから、実家に向かう。 今夜だけ実家に一泊して明日の夕方京都に帰りますので、 今夜の更新はありませんが、 明日の元日一日の夜も更新します。

今年のまとめと反省。 今年の目標は日常生活の建て直しだった。 前半はまあまあだったのだが、後半に至って委員の仕事が爆発的に忙しくなり (今も続行中で、年度末まで仕事が山積み)、それどころではなかった。 来年度に学院構想スタートと新二学部設立とカリキュラム改訂が重なると言う、 トリプル・ウィッチに教務委員になってしまったのだからしようがないが、 ここまでとは思っていなかった。
研究活動の反省。 夏休みにかなり考えられたことが良かったが、結果はゼロだった。 論文は去年の国際シンポジウムのプロシーディングが一本出版された。 その大本の論文がずっと共著者の手元で停止していたのだが、 年末に急に復活し、もうすぐ某スペインの雑誌から出版されるはず、多分。 講演は春の学会の分科会特別講演と、年末の他分野の研究会で話させてもらった。 来年は、夏の大きな国際学会で話させていただく予定。 振り返ってみると、結局、今年新たに得られたという結果は何もなく、 猛烈に反省の要あり。来年は何とかしたい。
それ以外のプロジェクト。 共訳者のところでストップしていた某数学書の翻訳が年末急に再開された。 自分の分担は済ませたが、来年出版されるかどうはまだ怪しい。 まだ原稿を書き始めたばかりだが、 次の新学期あたりにでる雑誌に一つ記事が出る。
チェスは日本橋のクラブで常連化し、 自分より200から300レイティングの高い常連メンバたちに、 ときどき勝てるようになってきた。 しかし、トーナメントは常に酷い結果だった。 忙しいときに無理矢理に遠出して出場しても結果も良くないし、 対局自体荒れてしまうなと反省。 来年はさらにタクティクスとエンドゲームの勉強が課題か。 相変わらず、まだセオリーは不要と見ている。 プログラミングの勉強の優先順位は途中から意図的に下げた。 チェロの練習も優先順位を下げた。 ファイナンス部門は後半、市場全体の下げで猛烈に下げた。 年始から比較してリスクアセットは 6 パーセントに近いマイナス。 しかし、後半いずれ買う予定だったものをかなり買い進められたので、 予定通りではあった。