Tuesday, January 08, 2008

それは明日しよう

8 時起床。 目覚めの珈琲。しばらく原稿の添削をファイルに反映したりの仕事をしてから、 出勤。学生食堂が空いている間に早めの昼食。13 時から修士ゼミ。 曲線の掃く面積が、二次変動ノルムの下で連続でないことの証明。 実際は、一様ノルムに対して連続でないことしか書かれていないので、 あとは春までの宿題にした。 院生が来週からどこかの私立高校の非常勤をするらしいので、 修士ゼミは今日が今期最後になった。 他の宿題として、京大の吉田さんのノート 「マニアック・カリキュラス」(pdf ファイル)を渡しておいた。 ちょっと早く終わったので、ToDo リストをバッチ処理。 15:50 から卒研ゼミI。分布の間の距離について。 ゼミが終わって研究室に帰ったら、 また教務関係の難しい仕事がメイルで入っていた。その場で解決。 最近は、「それは明日しよう」方式を採用しようとしているので、 本意ではなかったが、まあいいや。 帰宅は 19 時半くらい。夕食は 4 回目のキムチ鍋。 その後は雑炊と、実家からもらってきた大根の漬物。

「それは明日しよう」方式とは、 Mark Forster と言う人が提案している方法で、次のような仕事の仕方である。 今日、飛び込んできた仕事を極力、しない。 どの仕事もやって来たその場では処理せずに、 「それは明日しよう」と言って、目の届かないところにやってしまう。 そして翌日に、そのリストを眺めて一気にバッチ処理する。 単純な方式だが、調べてみると、なかなか良く考えられている。 人間の脳は、反射的判断をする原始的な部位に概ね支配されていて、 それが仕事上の問題の諸悪の根源だと言うのである。 つまり、「敵だ、逃げろ」とか、「餌だ、食べよう」 と言うようなレベルの判断が、 しなければならない仕事を遅らせ、仕事を山積みにし、 おかしな対応をし、ストレスを増やし、職場をカオスに導く。 なぜか。急に目の前に現れた仕事を「敵だ」「いやなやつだ」と、 脳が反射判断しているからである。 ついでに言えば、あなたのダイエットが必ず失敗するのもそのせいだ。 それを「意思の力」とか「根性」で何とかしようとしても駄目だ。 反射判断は強力なのである。

しかし反射判断は強力で支配的であっても、おろかでもあるので、 簡単に騙せる。 例えば、「この仕事をするのは本当に本当に嫌なんだけど、 ちょっと鞄からファイルだけ出してみようか」といったん机の上に出してみると、 意外とすらすらとその仕事が出来るものだ。 反射判断がだまされて、ああこれは敵ではなかったのだな、と気付くのである。 このアイデアをスキーム化したのが「それは明日しよう方式」で、 どんな仕事も書き留めてだけおいて、極力、明日にまわす。 そして翌日、そのリストをよく眺めて、理性的に考えた上で、一気に処理する。 その後は、自分のしたい仕事をし、 入ってきた仕事は全部また明日にまわす。 職種によってはそうできないこともあるだろうが、 一考に値する見解ではある。