ありがたき
昨日はまた随分と飲んでしまったのだが、ちゃんと定時起き。 キャンパスには9時半くらいに到着。 購買部で納豆巻きを一つ買って朝食。 また共著者に訳者あとがきについて相談メイルを書いたりしてから、 午前は卒研ゼミI。 バナッハのマッチ箱の問題など。 両方のポケットにマッチ箱を持っていて、 でたらめに左右のマッチ箱からマッチを使っていくと、 片方が空になったときにもう一方にどれくらいマッチが残っているか、 平均を求めなさい、というタイプの問題。 発表者の要領が良くて少し早く終わったので、 まだすいている学生食堂で昼食。 食後は次のゼミまでの一時間ほど、 部屋で数値計算用プログラムのアイデアを考える。 結局、特殊なツリー探索なのだが、どうしても計算量が多過ぎる。 14 時過ぎから卒研ゼミF1。 二項モデルによるデリバティヴの価格決めなど。 続いて、15:50 より卒研ゼミF2。 確率測度、確率変数など。 こちらは発表が長引いて、二時間くらいかかった。 18 時に業務終了。キャンパスを後にする。
19 時半に帰宅。 昨日、会食に出かける前に仕掛けておいた数値計算がまだ終わっていない。 丁度、まる一日くらいで終わる見積だったのだが… まあ明日の朝までには終わるだろう。 私が会食に行ったり、食べたり、飲んだり、寝たりしている間にも、 地道につまらない計算を続けてくれるコンピュータとは有り難いものだ。 ちょっと前なら大企業か国くらいしか持てなかったスーパーコンピュータを 凌ぐ性能のコンピュータを、今では誰もが持っている。 しかし、それがどう使われているかと言えば、 遠くにいる人とセレブの噂話をするとか、 ほとんどその程度の無駄なことに使われているわけで、 それはそれは大変に素晴しいことであるね。 我々は随分と身の丈にあっていないものを、 大して有り難がりもせずに、いただいているものだ。 お風呂に入って、ヱビスビール。 この冷たいビールだってね。 しばらくしてからカルボナーラを作って、 白ワインを一杯と。
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