トーナメント最終日 (3.0) + 1 + 0 = 4.0 / 反省会
昨日早く寝たので、目が覚めたのも早かった。 トーナメント三日目。会場に行ってみると物凄い混雑。 今日一日だけの一日コースのトーナメントにも、 40 名近い参加者が集まり、 全国大会、三日コース、一日コースで計 120 人ほどにもなった。 一日コースですらレイティング 2000 あたりの選手もいて、 レヴェルもいつになく高い。ついにチェスのブーム到来なのか?(まさかね)。
午前、第7ラウンド。 ややレイティングが下のヴェテランと黒番。 この局が今回一番満足行く対局だったかも知れない。 簡単にポーン得して優勢になったものの、 敵に駒損交換のポジショナルサクリファイスを放たれ、 難しいエンドゲームに変換されてしまった。 ぎりぎりのところで R を敵陣に侵入させることができて、 二時間半ほどの激闘の末に勝利。 これでスコアは五分。 ゆっくり昼御飯を食べている時間はなく、 近所のコンビニでおむすびを買って昼食。 午後の最終第 8 ラウンド。 最後にふさわしい華やかさで、 名門 T 大チェスサークルの女の子を相手に白番。 同じく 4.0 ポイントで、勝ち越しを賭けての対局。 序盤はうまく指せて、勝ち越し確定か、くらいのつもりでいたところに、 勘違いでおかしくなって、慌てたところでフォークにかかった。 とは言え、まだマイナエクスチェンジ程度だし、 「人生は負け試合」がモットーの私としては、 のんびり最後まで敗局を楽しむことにした。 あれこれとチャンスを狙ってみたが、 流石に普段、日本代表クラスの強豪たちに指導されているだけのことはあって、 油断なく最後まで押し切られてしまったのではあるが。 結局、三日間で (3.0) + 1 + 0 = 4.0 で丁度五分の結果。
一日コースが終わるのを待って、表彰式など。 全国大会は中程まで混戦していたが、やはり最後になってみれば、 日本チャンピオンが単独首位だった。 三日コースも大方の予想通り、と言う感じだったが、 個人的には、 B クラスの入賞者三人全員が広島の S さんの対局相手だったのには、 ちょっと笑った。 表彰式の前のアナウンスによれば、 映画「相棒」の中でのチェスの暗号は T 大チェスサークルの S さんによるもので、 協会もステイルメイトの棋譜と、駒などを提供したそうだ。 表彰式のあとの抽選会では、相変わらず籤運なく何も当たらず。 前回、ガンダムの食玩をあげたら近所のバーのソムリエがわりと喜んでくれたので、 今回は奥さんの分も含めて映画「相棒」のペアチケットを狙っていたのだが、 かすりもしなかった。申しわけない。 表彰式のあとは、アルゼンチン大使館の差し入れで、ワインなど。
夜は広島の S さんと品川で反省会。 私は一応、スコアを五分で終えたし、 S さんも対局組みの運悪さにしてはかなりの善戦だったので、 前回ほどしめっぽく意気消沈の反省会、というほどでもなく、 なごやかにコンプレックス系オリガミの話などでビールと焼酎を飲む。 私の新幹線の時間のせいで、早めに切り上げて帰らせていただく。 京都の自宅についたのは 23 時半少し過ぎ。
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