飛び込みの質問
8 時起床。9時半、キャンパス着。 朝食の海老マヨ巻きを食べながら、卒研ゼミS。 算術幾何平均不等式の章の演習問題を全部。 30分弱の休憩時間の間に部屋でお弁当を食べて、 12 時半から「シミュレーション技法」の講義。 低 discrepancy 列について。特に一次元の場合。
1 コマ分の空き時間、 次の講義の予習をしながら部屋で休んでいると、 他学科の学生が質問にやってきた。 私は部屋のドアを開け放しにしていることが多いので、 たまに通りがかりのこんな学生がやってくる。 微分方程式の数値的解法の講義らしく、 最近まで講義に出ていなかったのだが、 急に中間テストをすると言われて慌てているのだそうだ。 とりあえずこの「中点法」と言うのが分からないから教えてくれ、 と言う随分、虫のいい質問である。 私も全く知らない話だったが、 アルゴリズムだけ見せてもらって、 多分こういうことだろう、という感じで説明する。 実際、自分も良く分かっていなかった証拠に、 説明しながらも、 単にメッシュを二倍細かくするのとどう違うのかなあ、 と思っていた。 続いて、15:50 から「情報理論」の講義。 Huffman コードが最適コードであることを証明するための準備。 部屋に戻ったところに、朝の卒研生が質問に来て、その対応をする。 こちらにはちゃんと答えられた。 18 時くらいに撤収。
電車内で昼間の学生の質問について考えていて、 そうか二次近似になっているのか、とようやくポイントが分かった。 あの学生には中途半端な説明をして悪かったなあ… 段々と頭が悪くなっているのは仕方がないとは言え、 もうちょっとスパっとした説明をすべきだった。 19 時半くらいに帰宅。
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