Friday, May 09, 2008

幸せそうなひと / 吉田神社

8 時起床。寝床でモンテーニュのエセーを一つ読んでから、 珈琲だけの朝食。 洗濯機で洗濯しつつ、同時に掃除機がけをし、 手帳を見ていろいろ考える。 近所で米を買い、懐中時計の電池交換。 昼食に焼き鮭カルボナーラを作って食べ、すぐに外出。 古本屋で本を売り、そのお金で SBUX でフラペチーノを飲みながら、 しばらく数学を考える。 店内で、とても美味しそうにケーキ(多分、シナモンロール) を食べている女性を見かけた。 それはそれは、とても美味しそうに、幸せそうに食べている。 しかも、マイ・フォークとマイ・ナイフ持参だ。 曇り空で折角の三条大橋SBUX名物の川床(ゆか)もしめっぽいところに、 誇張でなく、その一人だけのテーブルが金色の日溜まりに見えるほど、 幸せそうな表情たっぷりに微笑みながら食べている。 もうちょっとでも大げさなら、 パフォーマンス芸術なのではないか、と疑ったくらい。 そう思うと、中島みゆきの一人舞台のような迫力さえ感じた。 実際、雰囲気に近しいところがあったような…

関西確率論セミナのため百万遍へ。 ついでに、ディスカバリー・キョート企画として、 吉田神社を参拝する。 他に人もおらず、ひっそりと静まりかえった境内を散策。 本宮の他に沢山の社がある。 京都のお菓子屋さんたちが祭ったものや、 飲食店屋さんたちが祭ったものがあって面白い。 それらの周囲は有名なお菓子屋さんや料理屋さんの奉納した柱ばかり。 やはり関係者はここに参って商売繁盛を祈願するのだろうか。 また、大元宮という全国の神様を祭ってある宮があって、 ここにお参りするだけで全国の神社をお参りしたのと同じなのである。 そりゃあ便利だ、などと不敬なことを言うのはよろしからず。 吉田は大変に由緒のある神社なのである。 勾配の激しい神社なので、かなり疲れたところに、 15:30 よりセミナ。今日は完全に幾何の話だった。 セミナが終わってバスで帰宅。 夕食は近所でカレーライス。