Monday, June 16, 2008

猫と話した夜

8 時起床。すぐに出勤。京都駅で大幅な電車の遅れ。 しかし、私は常に一時間のマージンをとっているので、 授業に遅れることはない。キャンパスには10 時頃到着して、 10:40 から卒研ゼミI。確率母関数を用いた計算の続き。 昼食は学生食堂にて。 鶏ポンと冷汁(冷や御飯に冷たい味噌汁をかけたようなもの)。 最近は日本各地のローカル食の企画が多いようだ。 午後は卒研ゼミF1。 ガウス分布の単純な計算だけで一時間半使ってしまった。 まあ確率論を学ぶ学生は、 ガウス分布の計算は寝ていても出来るくらいでなくてはならないので、 こういう日もあっていいだろう。 卒研ゼミF2は学生が教育実習のため今日もお休み。 部屋で少し雑用を片付けてから帰る。

夕食は、ゴーヤのおひたしと王将の餃子に、ギネスビール。 食事していると、猫が玄関のところに座って入口のドアに注目している。 「にゃ?(どうかした?)」と声をかけると、 こちらに歩いて来て、「にゃな、むーん(なんでもないわ、ちょっとね)」 と言って足元に伏せた。 そう言えば、一人暮らしの女の子が、 「猫を飼ったら終わりだ」と先輩に説教された、 と言う話を聞いたが、猫を飼うくらいはいいだろう。 猫と話せるようになったら、ちょっとまずいかも知れないが。

食後は、 二人の若いチェスマスターと一人の年寄のチェスマスターが三人で船旅をする小噺を、 猫に話してやったあと、 プロジェクト「K」の仕事。

「食卓の夏」©HARA, Keisuke 2008