Sunday, June 15, 2008

かっこいいドイツ語

9 時起床。珈琲とクッキーの朝食のあと、 午前中はチェス関連の書籍の整理。 読みもしないのに、よくもこんなに買ったものだなあ。 この内の一冊でも真剣に読み込んでいれば、 もっと強くなっていたろうに。 とりあえず二度と読みそうにない十冊ほどを選んで、鞄に入れる。 早めに盛り蕎麦の昼食を食べて、午後はチェスクラブへ。 朝、選んだ本をクラブに寄付した。あと何回か寄付する予定。 対局は二局。両方黒番で一勝一敗。 一つめは同じくらいのレイティングの常連にあっさり端攻めでつぶされて負け、 二つめは強豪相手に最後まで押し切って勝ち。今日はまあまあか。 帰りにスーパーで食材を買って、19 時くらいに帰宅。 夕食はゴーヤーチャンプルーと、ロワールの白を一杯。 夜の予定は、ジェノヴェーゼ・ソースを作りおきすることと、 プロジェクト「K」。

チェス用語で、 (何となく)格好良いと言えば、ドイツ語のものだ。 チェス用語の中には何故かドイツ語が慣用となっているものがある。 と言っても、事実上二つだけで、 「ツークツヴァンク(Zugzwang)」と「ツヴィシェンツーク(Zwischenzug)」である。 確か、劇場版「相棒」の中でも、 「ツークツヴァンク」の言葉が説明なしに使われていた。 その意味は、自分の手番でどの駒をどう動かしても不利になってしまう局面、 またはその局面に追い込んだり、追い込まれたりすることである。 「ツークツヴァンク」はかなり日常用語化しているが、 単に「手詰まり」の意味で使われることが多いようだ。 厳密に言えばこれは間違いだろう。 正しくは、パスさえできればいいのに、 自分が何かしなければならないために、どうしても自ら不利になってしまう状況、 のことである。
うーん、こういうことって、けっこうあるよね。

もう一つの「ツヴィシェンツーク」の方は、 「ツークツヴァンク」に比べてかなりマイナで、 おそらく普通の人は知らないだろう。その意味は、 通常の対応を放置して他の所を先に指す妙手のことである。 二つの手の間に割り込む妙手、と言う感じ。 例えば、相手が駒を交換するつもりで駒取りしたときに、 それを取り返さないで、何か他の手を指す。 普通なら取り返さないと単なる駒損だが、 例えば、代わりに指した手がチェック(王手)なら、 相手は必ず対応しなければならないので、割り込みが成立する。 このように、 ツヴィシェンツークの中でも特に その手がチェックになっているものを ``Zwischenschach" と言うが、 これは流石にチェスプレイヤでも日本人が使うのを見たことも聞いたこともない。