Friday, June 13, 2008

素麺の夏

8 時半起床。朝食は珈琲のみ。 午前中は一週間分たまった洗濯をしながら、 プロジェクト「K」の作業をする。 昼食にカルボナーラを食べて外出。郵便局で用事を片付ける。 バスを待つ間に駅前の本屋に入った。「蟹工船」が再ブームだそうだ。 足を鉄鎖で繋がれた労働者の一人として、 倫理なき資本家どもへの怒りを新たにするために読むべきかな、 と思ったが、棚を見て周っている内に、 「デリダ」(J.コリンズ/B.メイブリン画/鈴木圭介訳/ちくま学芸文庫) の方を買ってしまった。 ``Derrida for Beginners" の新訳。 以前から``for Beginners" のシリーズは文庫にすればいいのにと思っていたが、 そのコミック誌のような雰囲気からして、 まさか、ちくま学芸文庫とは思っていなかった。 最近、本を買わないようにしているのに、 油断するとつい買ってしまうことを反省しつつ、バスで三条へ。 まずブッ〇オフで本を売る。 古書的価値のない、言わゆる「白っぽい本」をここで処分している。 すぐこう言う計算をしてしまうのだが、 書庫にある本を全部この値段で処分したとしたら、 一年分の食費くらいにはなりそうだ。それが高いのか、安いのか… そのお金で、三条大橋SBUXでダークモカ・フラペチーノを飲みつつ、 さて、京大セミナに行こうかな、と思って、 今日はセミナがなかったことを思い出した。失敗。 しょうがない。鞄に入ってた「情報理論」の教科書で、 講義の準備の勉強をする。

夕食は素麺。今日はすっかり夏のような気候だったので、 気持ちがぴったり来る。 最近、スーパーの安売りで買ったもので、 これまで食べていたものとのあまりの差に愕然とした。 以前に実家から木箱入りの大量の三輪素麺を送ってもらったのを ずっと食べていたのだが、こんなに差があったとは。 恐るべし、三輪素麺。 夜はプロジェクト「K」と、「デリダ」の読書。