売り食い / カレーライスとワイン
8 時起床。珈琲豆切れが続き、カフェイン中毒には厳しい。 午前中は家事をあれこれ。 昼食は、茄子とベーコンのアーリオオーリオ。 ワインも昨日なくなったので、純水を一杯と。 近所にある大変庶民的なスーパーで、 大きな茄子が四本も入った袋売りが 100 円だった。 秋茄子は美味しくて安くて結構だ。 昼食の後は、風もそよそよ涼やかなことだし、 気持ち良く昼寝をしてしまった。 午後はまた本の整理をしたり、あれこれ。 夕方になってから、三条にまた本を売りに行く。
今日は単行本を十数冊も持っていったので かなりの金額になり、 ちょっと嬉しかった。 勿論、平均して定価の一割以下だし哀しくなりこそすれ、 喜ぶ理由は全くないのだが、変なものだ。 自分のものを誰かに売ると言うことには、 何やら侘しさが伴うようなのだ。 何となく、零落、没落、斜陽、と言うようなキーワードが浮かぶ。
ついでに家の近所でワインと珈琲豆を調達して帰宅。 これでやっとアルコールとカフェインが補充できた。 丁度ワイン屋さんのサーヴィス券もあったのでそれも合わせ、 本を売って作ったお金で、ワインも珈琲豆も調達できた。 これが「売り食い」と言うものか…… 夜はカレーを作る。別に何に凝るでもなく、 普通の「ジャワカレー」を 10 人分くらい。 庶民的スーパーの入口の外にダンボール箱のまま並んだ一袋 100 円の特売野菜から、 私がじっくり目利きした品で作りました。 家庭的カレーライスにあうもの、 とワイン屋さんで K 嬢に選んでもらった、イタリアのプリミティーヴォを一杯。 なるほどいい感じ、流石はプロだ。 しかし私が今回「プロだな」と思ったのは、 K 嬢に相談したときに「中辛ですか?」 と訊かれたときだ。
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