Sunday, October 26, 2008

お母様とエッグタルトを

8 時起床。しばらく TV でニュース解説(?)番組を観たり。 こういう番組って全く何も解説していなくて、 何も分かっていない人同士で何だか大変そうだとその時だけ納得しあう、 と言う仕組みになっているようだ。 ジェットコースターみたいなものだろうか。 これからじっくり注視していかなきゃいけませんね、 と言う「まとめ」がライドが終わりの合図のようだ。 しかも時々、自称専門家が解説らしいことをすると間違っている。 今日は円キャリー・トレードに関する説明が、 素人でもすぐ気付くほどのレヴェルで完全に間違っていた。 しかし、それはライドの途中で出てくる恐竜が本物の恐竜でないのと同じで、 大した問題ではないのだろう。

身支度をしてウィークリィマンションを出て、品川駅へ。 円が強くなっているせいか、山手線の吊り広告はマカオ観光局一色。 お母様とエッグタルトを食べにマカオへ、だそうだ。 飲んだあとラーメンを食べに飛行機で博多に行く人々がいた、 バブル時代をちょっと思い出した。 構内の SBUX でショート・ラテだけの朝食を取りつつ、原稿読みなど。 駅弁を買って、新幹線で京都に帰る。 品川京都間は 2 時間 15 分ほどなので、 ゆっくりして、ちょっと一仕事したら到着、と言う感じ。 実際、京都から和歌山の実家に帰るよりも近い。 帰宅して、しばらく昼寝。すぐに起きて書庫の整理など。 夕方になってまた本を売りに行く。 帰りに近所のワイン屋で鶏鍋にあいそうな白ワインを選んでもらい、 スーパーで食材を買って帰宅。 夕食は鶏鍋。さきほど買った白ワインを一杯だけ。 あとはポン酢、醤油、塩で適当に味つけして、饂飩にする。 最後に七味と胡麻油を入れ、たっぷりの九条葱を散らして完成。 やはり鶏はいいだしが出るなあ。夜はプラスチックゴミの整理をしてから読書。 この週末は出張で疲れてしまったので、 少しは気持ちを休めようと、のんびりミステリを読む。 「封印の島」(ピーター・ディキンスン/井伊順彦訳/論創社)。

アナンド vs. クラムニクは既に 5.5-2.5 にまでなり、 残りはあと 4 局。 4 局で 3.0 ポイントを追いつくのは、 このレヴェルではほぼ不可能だろう。 この点差でリラックスしたクラムニクが、 面白い対局をしてくれることを望む。