Tuesday, March 24, 2009

チェスの「モナリザ」

8 時起床。少し寝違えたようで、首がおかしい。 今日もまずまずの天気だが、最高気温は 12 度程度と寒い。 このまま少なくとも月末まではこの調子のようだ。 朝のあれこれのあと、書類書き。さらに銀行に口座開設に行く。 予約してあったので待たずに済んだが、それでも半時間くらいはかかったか。 外出ついでに昼食は、神保町のタイカレー屋さんにて、 チキンカレーとレッドカレーのセット。 SBUX で珈琲豆、"andonand" でドーナツを買って、神保町駅から帰る。 スーパーで少し食材を買って、帰宅。 少し昼寝をするつもりが二時間くらい熟睡してしまい、もう夕方になっていた。 どうも春先は常に、眠いような、だるいような、で体調がいまひとつ。 お風呂に入ってから、夕食の支度。 ラムチョップと、つけあわせにベビーポテト、小玉葱、クレソン。 今日は野菜を別に料理して、肉の焼き具合に気を使ってみた。 美味しく出来たのだが、 どうも皿全体がイギリスのパブ料理風のおおざっぱなものになってしまった。 私のイメージの中のラムチョップがこういうものなので、 しようがないということなのだろうか。 食後に珈琲と、ドーナツ("andonand" のブランデーショコラ(期間限定))。

先日のトーナメントの後の抽選会で、 "The Art of Mastering Chess" という本をもらった。 駒の並べ方と動かし方から始まっているくらいなので、 こんな本もらってもなあ、とその時はちょっと思っていたのだが、 読んでみると大変に面白い本だ。 E. Gufeld が中心になって書かれた本で、入門書でありながら同時に、 とても高度なところにまで読者の興味をかきたてるようになっている。 序盤のヴァリエーションも表形式でけっこう充実した情報が詰まっているし、 終盤理論もかなりつっこんだ例が載っている。 また、著者の自慢話として、名人たちの名局集の最後に Bagirov-Gufeld (USSR Semi-Final, Kirovabad 1973) が入っている。恥ずかしながら、私はこれまでこの棋譜を知らなかった。 かの Kasparov が Gufeld をダ・ヴィンチ、この棋譜を「ジョコンダ(モナリザ)」とまで、 喩え讃えた名局だそうだ。この棋譜の Gufeld 自身の解説が含まれている、 と言う高度な「入門書」である。 (参考までに chessgames.com より、 Bagirov-Gufeld の棋譜)。