Friday, September 29, 2006

マスプロ

随分と朝も早い時間に衣笠の事務から自宅に電話。 月曜の文系講義の聴講登録者数が多過ぎて、 予定の教室に入り切らないので変更したい、との相談。 私の「数理の世界」に 500 人近い登録 があったそうだ。ほとんど去年の倍。 きっとどこかで、講義も出ずにレポートを出すだけで単位が取れる楽勝科目だ、 とでも紹介されたのだろう。 昼食は近所の町屋インドカレー屋。深い溜息をつきながら、食事。 締切間近なので、今日は終日プロシーディングの論文書き。 夕方に最終稿を完成させて、編集担当の A 堀先生と共著者にメイルで送る。 やれやれと思っていたら、また衣笠の事務から電話。 超マスプロ講義用の部屋がうまく予約できない、とか。 結局、しようがないので今まで通りの 370 人収容の大教室のままにして (それでもマスプロだが)、様子を見ようということになった。 勿論、お互い大人なので口には出さないが、この言外の意味は、 実際に講義に出てくる学生は登録数よりぐんと少ないので、 初日を除いては事実上の問題はなかろう、と言うことである。 それにしても、来週月曜日の初日は大変なことになりそうだ。 今からとても憂鬱だ。 今期は自分自身の心のケアが最重要課題か… 次の月曜の夜にバーで酔いつぶれている私を見ても、 そっとしておいて下さい。

今日の読書。「まっとうな経済学」(T.ハーフォード著/遠藤真美訳/ ランダムハウス講談社)。