Greeks
あっと言う間に 9 月も終わり。 この一年間は早かったなあ。色んなことがあったような。 昨夜読書で夜更かししたものだから、朝 11 時近くまで寝てしまった。 朝食はいつものごとく、珈琲だけ。 すぐに昼食の時間で御飯を炊く暇がないので、 この前 S 君にもらった柑橘類と豚肉でフォーらしきものを作った。 午後はまず洗濯。天気が良くて空気も乾いているので、 書庫の窓を開けて風通し。ついでに書庫で読書。 「まっとうな経済学」(T.ハーフォード/遠藤真美訳/ランダムハウス講談社)、 読了。理論的には既に知っていることばかりだったが、 実例がどれも面白く、楽しんで読めた。おすすめ。 「φは壊れたね」(森博嗣/講談社)、読了。 「θは遊んでくれたよ」(同上)、読みかけ。 森博嗣氏の小説は大抵、巻頭と各章の冒頭に他の本から引用がある。 それがほとんど常に、私が読んだことのある、しかも好きな本だ。 多分、唯一例外だったのは、物理学の専門書だったとき。 それは流石に知らない本だった。 ちなみに、「φ」はヴィトゲンシュタイン、 「θ」はミルの「自由論」だった。 このあたりは、まあそうだろうな、と思う範囲だが、 以前にコレットの「シェリ」だったときには驚いた。 クロックは違いますが、似たデザインの CPU です、 ということかも知れない。 夕食は御飯を炊いて、豚肉と野菜の生姜炒め、冷奴、若布の味噌汁。
世界チャンピオン統一マッチは大変なことになってしまった。 クラムニクが個室トイレに行き過ぎだとトパロフ・チームが抗議したことから、 その FIDE の対応に反発してクラムニク側が対局場に現れず。 第 5 局はトパロフの不戦勝とされた。 以降の対局もどうなるか分からない。やれやれ。 1972 年レイキャビクでの「世紀の対決」のドタバタ悲喜劇のときには、 必死にマッチを守ろうとした(または、そうしなければならなかった) 人々もいたし、そもそも世界中が興味を持って見守っていた。 この 2006 年統一マッチはどうだろう?
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