Tuesday, February 27, 2007

手作りケーキ

今日も地獄起きして、キャンパスへ。 今日の講演はプリンストンの A-S 先生の連続講演の第三回、 パリ第六大学の J 先生の連続講演の第一回、 Marne-la-Valee 大の H 先生の第二回の他、 うちの A 堀先生、東大の Y 先生によるリサーチレヴェルの講演が二つ。

ランチが終わったところで、A-S 先生が一足先にニューヨークに帰ると言うことで、 私が南草津までの車中にお付き合いする。 またひとしきりジョークを聞かされるのかと思ったが、 無難に私の身元調査が行なわれた。 つまり、出身大学はどこか、学位は誰のもとで取ったか、 どの数学者より年上で年下か、 どこの国でアカデミックイヤーを過したか、エトセトラエトセトラ。

そして、午後三時の問題のコーヒー・ブレイク。 会場の外に出てみたら、ホールのケーキが数個並んでいた。 手作りケーキだそうだ。 私は苺ショートをもらった。こんな本格的なのをいつ作ったんだ。 って言うか、そんな時間があったら、Ikeda-Watanabe の第一章でも読め、 と口の先まで出かかったが、まあいいや。とても美味しかったです。ご馳走さま。 数学の道が駄目なら、パティシエって線も考えるように。 珈琲はスターバックスの豆のドリップ。 いつも研究集会のインスタントコーヒーにうんざりしているので、 そこは高く評価しておく。

夜は外国からのゲスト、J 先生と H 先生を迎えて、 祇園縄手あたりの料亭「京新山」でクローズドな会食。 19 時開始だったのだが、タイミングを見計らうのが難しくて、 30 分以上も早く現地に到着してしまった。 その上に、急に強い雨まで降り出したので、 祇園花見小路のバーに行って、 アペリティフにシャンパンを飲みながら雨宿りする。 バーテンダが親切にも、傘を貸してくれて、 開始時間丁度に間に合うよう「京新山」に歩いて行く。 J 先生、H 先生は二人とも、とても美しい奥様を連れて、 フランス人らしく時間に遅れて登場し、15 名ほどで賑やかに会食の開始。 22 時頃、終了。外に出たら、すっかり雨は止んでいたので、 バーに借りた傘を返しに行く。 御礼に、と言うわけでもないが、キールロワイヤルを一杯だけ頂いてから帰る。 帰宅は 23 時過ぎ。