桜餅
9 時起床。曇り。今日も寒い。 このあたりずっと氷点から 10 度前後のレンジの気温。 春はまだ遠し。朝食は珈琲とバゲットを数切れ。 昼食は豚汁とチキンライス。おかしな組合せだな。 午後は週末の大会に向けてチェスの勉強などしてみるものの、 さすがに手遅れか。 夕方、近所のワイン屋さんに頒布会の商品を受け取りに行く。 夕食は近所のバーにて。 鯛と竹の子と一寸豆のキッシュ、鹿肉のソテー、 桜の葉を巻いたシェーブルチーズ。 キッシュはどの素材もほくほくした感じで春らしくて美味しかったし、 鹿は意外と脂があってポルト酒のソースと良くあっていた。 桜のチーズも春らしい。 桜の葉は思ったより強い香りなので、桜餅を食べているような印象。 ワインよりほうじ茶とかがあいそう。
New in Chess とイヤーブックの最新号が届く。 最新定跡の棋譜解説集であるイヤーブックの方は眺める程度なのだが、 シリアスなプレイヤーは全部フォローするのだろうか。 こんなに序盤定跡が徹底的に分析されていると、 フィッシャー・ランダム(チェス 960)の大会が、 少しとは言え、増えてくるのも分かる気がする。 フィッシャーが考案したと言うこの新型チェスは、 駒の初期配置をランダムにして序盤定跡を無効化しようと言うもので、 「960」の別名は可能な配置が 960 通りあることから来ている。 これで序盤定跡が無効化されるか、と言うと、 イヤーブックが週刊化するだけだったりして。 今のところ、プレイヤーが 960 に慣れていないこともあって、 なかなか楽しい対局になるようだ。 例えば、以下の盤面をご覧あれ。 白の初手 1. e4 が指されたところ。 羽生先生もファンだと言うモロ様(Alexander Morozevich)の次の一手は? (注:この初期配置は二つのルークの間にキングがないため、 "960" の正式ルールでは許されないと思われるが、 実際にフランクフルトでの "960" 大会で対局されたらしい。 出典は New in Chess Yearbook #80 (2006), Sosonko corner より。)
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