Thursday, May 10, 2007

幸福について

今日も胡瓜のサンドウィッチと珈琲の朝食。 昼食のお弁当には、 昨日の冷や御飯で炒飯を作って出勤。 外は雨模様。今日は昨日までと打って変わって気温も低い。 研究室で早めの昼食をとって、 12 時半から「情報理論」の講義。 ゴールデンウィークが過ぎても聴講者があまり減らない。 真面目な学生が多いのかなあ。 続いて、14 時過ぎから卒研ゼミS。 分布の計算の例をいくつか、モーメント母関数などで基礎の復習を終え、 後半でマルコフ連鎖の章に入った。 今日は定義と簡単な例など。 卒研ゼミSは学生が熱心なので、 今日も二名がそれぞれかなりの量の発表をしてくれ、 終わったのは夕方。 昨日は南草津駅で足止めされたが、 今日は乗り換えの京都駅で足止め。 ビニールが架線にひっかかっているのを除去するために、 数本の電車が運休していた。 30 分ほど待って、寿司詰めの満員電車に乗って帰る。 じめじめとした雨の日の満員電車ほど、 惨めな気持ちになる場所はないなあ。

夜はショーペンハウアーの「幸福について」(橋本文夫訳/新潮文庫) を持って、近所のバーまで歩いて行って夕食。 合挽きミンチ、茸、蕗などのキッシュと、 子牛の頬肉のトマトクリームソース煮込み。 煮込み料理のつけあわせに、アスパラガスが入っていて美味しかった。 アスパラガスは私の好物の一つで、毎年楽しみにしている。 F シェフによれば、 今年のアスパラガスはそろそろ安定して供給されてきたところで、 来週くらいからは定番メニュとして出せそう、とのことだ。 定番の茹でてバルサミコと焦がしバタもいいが、 今年は何か別の出し方も試してみてはどうか、とリクエストしておく。 ワインにあうもの、と言うと範囲が狭まるのだろうが、 いくつかアイデアがあるようだ。 最後にデザートワインとチーズ。 チーズは牛乳の青黴系チーズで、 何とか言うイタリアワインに漬けて熟成したものらしい。 F シェフが自ら激賞していたが、確かに美味しかった。

羽生さんが参加していたブリュッセルのチェス・トーナメントについて、 スーザン・ポルガーが自分の blog に少し書いていて (Susan Polgar Chess Blog: "Brussels International a big success!")、 国際チェス・フェスティバルだったんだ、と知る。 しかも立派なスポンサーもつき、 大変に条件の整った好トーナメントだったようだ。 ローカルクラブのトーナメント、 みたいな書き方をして申し訳ありません。反省。