Friday, May 11, 2007

麻婆豆腐 / 准教授

8 時起床。快晴だが、気温はぐっと低い。 これが普通なんだろうけど。珈琲だけの朝食。 午前は講義の予習。自転車操業。 昼食は、スープストックをとった鶏ガラからこそぎ取った肉と、 長葱とで炒麺にする。食べ物を粗末にしてはいけません。 午後も講義の準備をしばらくしてから、百万遍へ。 バスの中でも論文の査読。 しかし、これは調べ物をしないと分からんな、 とか、ここはかなり考えないといけないな、 と言う箇所が集中して現れて、中断せざるを得ず。 15 時半から京大で関西確率論セミナ。 ランダム・シュレディンガー作用素の固有値の話。 でも具体的に解が求まってしまうので、 本質的には entire function の零点の増大度の話のようだった。 セミナが終わってバス停まで歩く途中の古本屋で、 ラヴゼイの「帽子屋の休暇」(中村保男訳/ハヤカワ文庫)などを買った。 バスで大宮まで戻り、 近所のワイン屋さんで注文していたマスタード二種を受け取って帰る。 これで少し幸せがやって来たかも。 夕食は御飯を炊いて、麻婆豆腐と葱のスープで一汁一菜。 夜も講義の予習を少し。

今年度から職名が変わって、自動的に「准教授」と言うものになった。 法律の改正によるものなので、国公立私立を問わず、 全国的にそうなっているはず。 そういう話は以前から聞いてはいたものの、 特に通知のようなものはなく、 どうなったのかなあ、と思っていたところに、 職員証を交換せよと連絡が来てやっと知った次第。 代わりに「助教授」と言う職階は廃止された。 新設された「助教」と言う職階とまぎらわしいので、 助教授を准教授に改名するのかな、 と思っていたのだが、流石にそんな簡単な理由ではないらしい。 そもそも「准教授」と言う職階は以前からあったらしくて、 「助教授」と「准教授」は異なるものだそうだ。 単純化して言えば、 助教授はその名前の通り教授を助けるのを最優先の職務とし、 他の職務を優先させることはできない(すごいね)。 本当にこの規定が問題になっていた状況もあったのだろう。