朝のよろこび
どうも最近よく眠れないな… と言いつつ、10 時起床。 寝台の上で過す時間は普通の人よりずっと長い。多分。 学生、院生時代は狭いアパートに住んでいたので、 机やテーブルを置く場所がなくて、 読書や勉強や数学などを寝台の上でしていた。 いや正直に言って、ほとんどの時間を過していたかも。 当時から全ての壁を書架に使っていたので、 部屋が二まわりほど小さくなる。 寝台を置いたらもう何も置けない。 およそ十年間もそんな調子で暮らしたので、 寝台生活癖はなかなか抜けずに、今に至っている。 ずいぶん更生したとは思うけど。 俯せに寝て書き物をしたり PC に向かうのはかなり腰に負担がかかるので、 とても出来ないと言う人が多いが、私は今でも結構平気。
二階の寝室から外を見るに、今日も激しい日射し。今日も暑くなりそう。 ちなみに昨日の京都は 34 度との予報だったが、 街中では間違いなく 35 度を越えていたと思う。 しばらく寝台で「ジーヴスと朝のよろこび」 (P.G.ウッドハウス/森村たまき訳/国書刊行会)を読む。 「猫の手」と言う熟語の由来をジーヴスが説明し出したところに、 バーティが「どうぶつ王国のところはとばしてくれ」 と言う下りに爆笑している内に、もう 10 時だ。 森村たまきさんは天才だな。 もの凄くお硬い法律学が専門の方のはずだが、 ここまでの笑いの才能が埋もれていたことも、発見されたことも驚きだ。 階下のキッチンで目覚しの珈琲。 昼食は冷や御飯を使って、炒飯。 午後は家事と雑用に集中。 夕方、少し暑さが収まるのを待って外出。 散髪に行ってから、 帰りに近所のドラッグストアで消耗品をあれこれ購入。 夕食は最近の贅沢を反省して、かけ饂飩。梅肉とかつお節。 夜のお茶は、水出しのルイボスティ。 「サハラ」と言う名前のブレンド。 けっこう気に入ってしまった。
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