Saturday, July 28, 2007

朝のよろこび

どうも最近よく眠れないな… と言いつつ、10 時起床。 寝台の上で過す時間は普通の人よりずっと長い。多分。 学生、院生時代は狭いアパートに住んでいたので、 机やテーブルを置く場所がなくて、 読書や勉強や数学などを寝台の上でしていた。 いや正直に言って、ほとんどの時間を過していたかも。 当時から全ての壁を書架に使っていたので、 部屋が二まわりほど小さくなる。 寝台を置いたらもう何も置けない。 およそ十年間もそんな調子で暮らしたので、 寝台生活癖はなかなか抜けずに、今に至っている。 ずいぶん更生したとは思うけど。 俯せに寝て書き物をしたり PC に向かうのはかなり腰に負担がかかるので、 とても出来ないと言う人が多いが、私は今でも結構平気。

二階の寝室から外を見るに、今日も激しい日射し。今日も暑くなりそう。 ちなみに昨日の京都は 34 度との予報だったが、 街中では間違いなく 35 度を越えていたと思う。 しばらく寝台で「ジーヴスと朝のよろこび」 (P.G.ウッドハウス/森村たまき訳/国書刊行会)を読む。 「猫の手」と言う熟語の由来をジーヴスが説明し出したところに、 バーティが「どうぶつ王国のところはとばしてくれ」 と言う下りに爆笑している内に、もう 10 時だ。 森村たまきさんは天才だな。 もの凄くお硬い法律学が専門の方のはずだが、 ここまでの笑いの才能が埋もれていたことも、発見されたことも驚きだ。 階下のキッチンで目覚しの珈琲。 昼食は冷や御飯を使って、炒飯。 午後は家事と雑用に集中。 夕方、少し暑さが収まるのを待って外出。 散髪に行ってから、 帰りに近所のドラッグストアで消耗品をあれこれ購入。 夕食は最近の贅沢を反省して、かけ饂飩。梅肉とかつお節。 夜のお茶は、水出しのルイボスティ。 「サハラ」と言う名前のブレンド。 けっこう気に入ってしまった。