シャーデンフロイデ
9 時起床。今日も暑くなりそうだ。 洗面台の鏡の前で、こんなに切られちゃったか、と思う。 うーん、まるでチキン・リトル… 冷たいルイボスティを飲んで、まず選挙のため近所の小学校へ。 そのまま定食屋で早めの昼食をとってから、阪急で大阪へ。 車中で「暗殺のアルゴリズム」(R.ラドラム/山本光伸訳/新潮文庫)を読みながら、 大阪のチェスクラブ「アンパサン」に向かう。
もう夏休みのシーズンだからか、選挙の影響か、 参加者は前クラブ・チャンピオン O さんと私の二人きり。 結局、二人で手番を持ち替えての二局。 実力差が随分あるが、以前に一度だけ対局したときにはミラクルが起こり、 クイーンを取られたところから、 クイーンを取り返してエンドゲームを勝った。 今回も油断するとまた噛み付きますよ、との気合で立ち向かったが、 一局目の黒番は簡単に負け。 ペトロフ定跡を 3 手目から外され、 中盤のエクスチェンジ・サクリファイスから簡単に攻め潰された。 二局目の白番はスコッチ定跡で善戦したのだが、 不利なエンドゲームをしのげず、 最後にはステイルメイトまで狙ったが、66 手で投了。 また今日もレイティングを下げた。 最近、まったく勝っていないような。 まあどちらも自分が良く使う定跡のサイドラインの穴が分かって良かった、 と思おう。 18 時少し前に終了、19 時に大宮に帰ってくる。
私の友人に選挙報道が大好きな人がいて、 選挙の夜にはビールや焼き鳥などを買い込んできて、 家でゆっくり飲みながら特別報道番組を観るのが何よりの楽しみだ、 と聞いたことがある。 私は選挙を楽しむための予備知識がまるでないこともあって、 それほど楽しめはしないのだが、一応は観てみるか、と。 今回は自民党が大敗しそうなのが、 人々のシャーデンフロイデを誘っているのかなあ。
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