ミモファント
9 時起床。今日も寒いが、良い天気だ。 猫に餌を与えて、自分には珈琲。 フィッシャー追悼の意味で、"My 60 Memorable Games" から一局並べる。 60 局の内の珍しい敗北の中から、 スパスキーのキングズ・ギャンビットに負けた局(1960 Mar Del Plata)。 フィッシャーの若さ、勢い、自信、そして未熟さと敗局の苦さ。 マグカップの珈琲を持って、寝室に戻る。 寝室に猫は入れない方針だが、 今日は入れて出窓で日向ぼっこをさせてやる。 昼食まで、寝床で「モンテーニュ私記」(保苅瑞穂/筑摩書房)を読む。 昼食は御飯を炊いて、回鍋肉を作った。 食後にまた一局フィッシャーの棋譜を並べる。 今度はタイマノフとの対局(1971 Vancouver, Candi.-Q.-final, 4th) にしてみた。終盤の名局。
ワインが切れていたので、 昼間の温かい内に近所のワイン屋に買い物に行く。 棚仕事をしていた K 山さんに頼んで NZ の紅白を見立ててもらった。 レジに行ってから、頒布会のワインを受け取っていなかったことに気付き、 結局 4 本になってしまった。 私は自宅ではせいぜい週に一本強くらいしか飲まないので、三週間分くらいか。 帰宅して珈琲を入れ、午後の仕事。明日が締切の原稿の推敲。 一応完成原稿を作って、今日の仕事は終了。 明日の朝に最後のチェックをして提出する。 夕食は昨日の鍋に手羽先を入れてだしを取ってスープを強化し、 昼間の冷や御飯で雑炊を作る。手羽先の身と玉葱で和え物も。 雑炊が大変美味しくできたのは良かったが、 何と言うか…一鍋分食べたら痛風になりそうな味だった。 オレゴンの白を一杯だけ。このシャルドネは美味しいな。
フィッシャー追悼。 "Bobby Fischer goes to War" から、 フィッシャーの人となりの紹介になっている、 第三章「ミモファント」の抄訳を公開します。
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