Sunday, January 20, 2008

モンテーニュ

10 時起床。ああよく寝た。 珈琲を飲みながら、原稿の最終チェックをして出版社に送る。 豚トロとキャベツのスパゲティを作って、早めの昼食をとり、 午後は今年初めて大阪のチェスクラブへ。 午後からの二局に参加。 両方とも黒番でレイティングがずっと上の方と。一勝一敗。 一局目は二時間半かけての激闘だったが、 お互い一分を切ってのエンドゲームを勝ち切り、会心の勝利。 しかし、二局目は序盤で二手先も見えていない簡単なフォークにかかって負け。 そこで投了するか、最強の抵抗をするか決断すればよいものを、 漫然と指し続けてしまい、次々にタクティクスにかかって、 どこで投了すれば良いのか分からないような為体。 何かいいこと起こらないかなと、 だらしなく指していては駄目なのに決まっている。 こういう態度は絶対にやめよう、と思う。前もそう思った気がするけど… クラブにいるときから足元がぐんぐん冷えてきた。 氷雨の降る中を帰る。

帰りの車中では、「モンテーニュ私記」(刈穂瑞穂/筑摩書房)を読む。 モンテーニュの生きた時代のフランスは、 宗教改革による内戦とペストの嵐の吹き荒れる時代で、 モンテーニュ自身も大変な状況を生きていたことを知り、 今までの「エセー」の読み方は何と浅はかであったことか、と反省した。

夕食は手羽先と生姜と葱を煮込んでスープをとり、 そのあと野菜と茸などで鶏鍋にする。 最後は卵を落として饂飩にした。 今日はもう何かする予定はないので、オレゴンのシャルドネを数杯。 鍋の後の雑炊や饂飩を作ったとき、 半熟の卵のねっとりとした黄身を湯気の中に見るたびに、 世の中で一番美味しいものは鶏卵なんじゃないかと思う。