Wednesday, January 23, 2008

監督応援

8 時起床。 珈琲豆が切れていたので、目覚しのルイボス茶。 今日することを整理して、出勤。 外は冷たい雨が降っている。 学生食堂で早めの昼食を取り、 研究室でメイルベースのお仕事とか書類提出とか。 13 時過ぎから試験監督応援に行く。 一般教養の世界史のような科目。 答案を見て廻ったらなかなか楽しくて、飽きない科目だった。 試験問題の中に、 いくつかのキーワードを必ず使って○○について論じよ、 と言うタイプの論述問題があった。 そのキーワードの一つが「アトミック・ソルジャー」 だった。核実験で被爆した兵士のことである。 しかし答案を見ていると、 「そして開発されたのが最高で最悪の兵器である核兵器、 人呼んでアトミック・ソルジャーである」(秘密兵器か?) とか、 「イギリス、フランス、ロシアが結合して、 アトミック・ソルジャーとなった」(合体ロボ?) とか、笑いの壺を心得たものが多く見られ楽しかった。

しかし、時間内に提出された答案には、 「それでたくさんのたい集がしんだ。 せいじか、たちはなにをやっているのか」 のような感じの文章が 4 行ほど書かれてるものとか、 学生に甘い私をすら、心胆寒からしむものが散見され、 英語の表現で言えば "spine" や "neck" の単語を使いそうな感情が 沸き起こってきた。 全部で 230 ほどの答案を集め、 学生証を忘れた学生を連れて事務に行くまでの間、 その君の答案を見ていると、穴埋め問題のところで、 「このとき爆撃されたスペインの都市を題材にしたピカソの大作」 に「ヴェロニカ」と書いていて、 「君、ヴェロニカは違うだろ。どこの女やねん」 と言うと、「でも雰囲気あってませんか、三角でしょうか」 とボケてくるので、「そりゃバツやろ」と答えたのだったが、 あとで良く良く考えてみると、 他の答案に比べて論述の文章もまあまあ日本語に近かったし、 ヴェロニカにしても半分近くもあってる。 三角どころかマルかも知れないよ…と思ってきた。 ちなみにこの試験はテキストの持ち込みが許可されていて、 実際、全員が同じ教科書を持ってきていた。

監督応援の次は続いて、学科会議。 今日は開始も早かったので、終わりも早かった。 17 時くらいに今日すべき仕事は全て終了。 帰宅して、鍋焼き饂飩を作って夕食。

明日、明後日と東京での数理ファイナンスの研究会に参加。 更新する予定ではありますが、更新時間も含め不確定です。