タルタコワ / カラフルな人生
8 時起床。身支度をしてすぐに外出。 新幹線で東京へ。午後は某会議。 夕方会議を終了して、すぐに新幹線で京都に戻ってくる。 21 時少し前に帰宅。 メイルを見ると細々とした仕事がいろいろと入っていたが、 全て "Do-It-Tomorrow" ラベルをつけて明日にまわす。 あふれるメイルボックスをどう処理するか、 という問題についてのライフハックは色々ある。 私が「なるほど」と思い、しかも有効だったものは二つ。 "Not-To-Me" フォルダ(ラベル)への自動ふり分けと、 今日飛び込んできた仕事を明日するための "Do-It-Tomorrow" フォルダの設定だ。 一つ目は単に、自分宛てでない "cc" メイルやメイリングリストを、 フィルタ機能を使って自動的に別フォルダに振り分けてしまう、 というだけのことだが、これで素晴しくストレスが減る。 お試しあれ。 二つ目の「それは明日しよう」作戦は使用上の注意が色々あるし、 向き不向きの問題もあるので、一般にはおすすめしない。
新幹線の中で、New in Chess をぺらぺらと読んでいると、 Hans Ree の連載記事が目にとまった。 タルタコワ(S. Tartakower 1887-1956) についての記事。 最近、出版されたタルタコワを主人公にした歴史小説の書評である。 私は、そういうプレイヤーもいたな、くらいの認識しかなかったのだが、 大変にカラフルで劇的な人生を送り、面白い個性を持った人物だったようだ。 タルタコワの書いたハイパーモダン主義のチェス本についての言及もあり、 これまた全然知らなかったのだが、面白そうな本だ。 この記事の中ではその本から、 Maroczy-Euwe (Scheveningen 1923(2)) の対局を説明した、 今で言えば「マインドマップ」のような図が引用されていた。 これがすごく芸術的なのだ。
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