Wednesday, October 15, 2008

フル稼動の水曜日

7 時過ぎに起床。 猫に食事を与え、シャワーを浴び、シリアルと珈琲の朝食。 世界チャンピオン・マッチ第一局の結果と棋譜を確認する。 予想通りドローだった。 すぐに出勤して、午前は卒研ゼミF。 クラメルの定理の注意の部分。 主にレイト関数の下半連続性などの性質について。 朝の内に買っておいた「サブウェイ」のサンドウィッチで、 20 分間の昼休みの間に昼食を済ませ、 午後は院生ゼミから。今後の方針ゼミ。 続いて、薬学部の「数学4」。分布関数と密度関数、期待値など。 続いて 16 時から学科会議。 途中で来年度の科目担当決めの部分は 30 分ほど中座させてもらった。 と言っても、その間も自分の部屋で雑用の書類読みをしていたけど。 また会議室に戻って、終わったのは 19:20 頃だった。 さっさと帰り支度をして、BKC を後にする。 帰宅は 20:30 くらい。 21 時に予約をしておいたので、これから近所のバーにて夕食の予定。

世界チャンピオン戦、第一局。 先手白クラムニク 1.d4 を後手黒アナンドはスラブに受けて、 エクスチェンジ・ヴァリエーション(4. cxd4)が選ばれた。 白からするとスラブは、黒の abc 筋ポーン群の働きが実にいやな感じなので、 あっさり c 筋ポーンを対消滅させてしまうこの変化はリーズナブルだと思う。 しかし、その代わりに対称性がかなり高く、 私の印象では、互いに手がかりをつかみ難い定跡である。 多分ドロー率が高いと思う。 昨夜は、クラムニクが 1 ポーン得してクイーン交換したところまで見ていたのだが、 既にドロー風味が漂っていた。 黒はルークの配置の良さを使っていずれ西側のポーンを取り返せるし、 ルークを交換してしまえば逆色ビショップのエンドゲームなので、 第一局はドローで互いに満足するだろう、 と言う感じの勝手読みだが、珍しく正解。 確かに、朝確認するとドローになっていた。